3月 292008
- 著者/訳者:近藤 史恵
- 出版社:東京創元社( 2007-10 )
- 単行本:212 ページ
- ISBN-10 : 4488012280
- ISBN-13 : 9784488012281
- 定価:¥ 1,575
だまって食べればピタりと解ける。
下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。風変わりなシェフのつくる料理は、気取らない、本当にフランス料理が好きな客の心と舌をつかむものばかり。そんな名シェフは実は名探偵でもありました。常連の西田さんはなぜ体調をくずしたのか? 甲子園をめざしていた高校野球部の不祥事の真相は? フランス人の恋人はなぜ最低のカスレをつくったのか?……絶品料理の数々と極上のミステリ7編をどうぞご堪能ください。
MYSCON9昼の部のゲストの一人、近藤史恵さんの現時点でのミステリ最新刊。
謎をすべて料理に絡ませていて、シェフが用意した料理を”食べれば解ける”状態にもっていってるのが面白い。北森鴻の「香菜里屋」シリーズを思わせるけども、こちらはフランス料理一本。この縛りをこなすには肩に力が入りそうなところ、さらっと後味軽く作り上げてるのも旨い。いや、巧い。
上品な作品集であり、分量も上品ゆえ、読了後もまだ食べ足りない感じが残るのですが、それはそれ、今後のシリーズ化でメニューが増えていくのも期待しております。
【この記事と似たような感じの記事】
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- 米澤穂信『氷菓』
- 左右色違いスリッパの謎
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- 小路幸也『東京バンドワゴン』
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