巷の商品を勝手に広告アートにしてしまう本書。表紙にあるヴィッテルの貯水タンクにはじまり、牛乳石鹸の農場、三菱鉛筆の森など、アイデアとアートの融合が楽しい。
モノの大きさを自由に変えて発想しているのが楽しくて、例えばヘリコプターがTWININGSのティーバックを入れていたり、チップスターがタンクローリーの荷台になってたりする。極端にすることでモノの個性を際出させて、なおかつ全体は極端に尖らないようセンスで抑えられてる感じ。このバランスが絶妙なので、素直に楽しいなぁという気持ちになれるのかも。
そうそう、この本図書館で予約して借りたのですが、思いのほか大きな本でびっくり。色彩もヴィヴィットなので、まるで絵本のようでした。
※参考リンク(中身がちょっと見れます)
広告のようで広告でない、実験アート「勝手に広告」の世界 | エキサイト ウェブアド タイムス