ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。の書籍化第二弾、第三弾。いっぺんに通読したので感想もまとめちゃいます。前作『おとなの小論文教室。』(⇒感想)からでは「自分を表現する力」をテーマの中心に据えていたが、『理解という名の愛がほしい』では「人とつながる力」が、『17歳は2回くる』では「自分の潜在能力を生かす力」がテーマとなっており、連載されたコラムからテーマにそったものが選択されまとめられている。
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つくづく本気の人だ、と思う。自分がマイナス方向に向かったときの感触を客観視して、向き合って、痛みながら、感情の矛盾を解きほぐして、自分なりの「仮説」を立てる。その「仮説」はプラスに向かうため、生きるための言葉。「仮説」は自分の人生の中で実践し、人とつながろうとしていく。自ら人生のモルモットとなることを選び、生き様を自分の言葉で伝えることで、よりよく生きる方法を探ろうとしている。傷つき凹んでも止めることはない。本気の人なのだ。
表現者としてスランプになった時、人に哀しい嘘をつかれた時、通じなかったり不安になったり届かなかったりした時、思い出したいフレーズがたくさんあるのだけど、ガーッと読んじゃったせいか頭から抜けちゃってるなぁ…。もう自分で編集してベスト版をつくりたい。マイ・ベスト・ズーニー。
生きていれば、世界は回る。はだかの言葉でぶつかれば、きっと伝わる。「経験」と「問い」に裏づけされた、本気の人の言葉は人に届くのだ。
河出書房新社 (2006/03/10)
河出書房新社 (2006/05/18)
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