- 2006-06-23 (金) 10:04
- 読書感想文
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更新が滞っている原因のほとんどがゲームだったりするイノミスです。最近PSPのルミネスまで借りてしまってハマリ中。
一応本もボチボチ読んでいたのよ、というわけでまたまとめて感想書き。
北森鴻『桜宵』はビアバー「香菜里屋」シリーズ。バーに集う人々が抱える事件をマスターの工藤が静かに解決に導く連作短編集。短編のキレの良さに安心して読める上、このシリーズの特徴は工藤が作る料理たち。調理師免許を持つ作者だけあって、もうなに見ても旨そう。そんでもってその料理と事件を結びつけて解決させるんだから、もうプレゼン勝ち。
柳広司『トーキョー・プリズン』の舞台は第二次世界大戦後の巣鴨プリズン(東京拘置所)が舞台。あまりにストーリーが綿密に組み上げられてので、あらすじはamazonのリンクを参照してもらうとして、いやーこれは面白かったですよー。刑務所を舞台にした物理/心理両面からの密室と、戦後の暗黒史に探偵小説の刃で切り込むその腕と、そしてどんでん返しまで来る贅沢。今年の大きな収穫が一つここに生まれております。
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