10月 082005
初・鳥飼否宇。綾鹿警察署の刑事・五龍神田(注:苗字)の周りに起こる数々の怪事件。情報源のダンボールハウスに向かっては、正体不明のホームレス・十(注:「つなし」。苗字)がポツリとだすヒントに右往左往。事件の裏にある「逆説」な真実とは。
全330Pの中に短編13本なので、1編あたり約25ページ。事件も解決もややこしいのが多いので必然的にページ数を食い、結果として事件発生→説明→解決が急流で、あっという間に終わってしまう。吟味する間もなく次の短編。もうなにがすごいのか不可思議なのかわからない状態に。
最後に全体通した連作短編的なオチもつくのですが、落ちついて膨らませば濃い短編になりうるネタも個々にあって、ちょっともったいない。贅沢ととるか早急ととるか。謎グルーヴ逆説トランス。
【この記事と似たような感じの記事】
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- 鳥飼否宇『官能的――四つの狂気』
- 鳥飼否宇『樹霊』
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- 2005年:今年読んだ本ベスト10
- 霞流一『スティームタイガーの死走』
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- 獅子宮敏彦 『神国崩壊 – 探偵府と四つの綺譚』
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