浅暮三文『嘘猫』

東京で一人暮らしを始めたアサグレ青年。ある夜、六畳間に訪れた一匹の雌猫。一人暮らしの寂しさを猫で紛らわせているうちに、雌猫は5匹の子猫を生んで…

「自伝的青春小説」と銘打たれたとおり、駆け出しのコピーライターと6匹の猫の成長グラフィティ。SF的なこともミステリ的なことも起きませんが、懐かしく愛おしい猫との思い出に浸る200P。猫の態度って確かに何か含んだものがあるよねぇ。

嘘 猫
嘘 猫

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浅暮 三文
光文社 (2004/09/10)
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