9月 082005
未読でした。で、もっと白状しますと、ポアロを初めて読みました。もー、足かけ8年も読書系サイトやってるに。『「ABC」殺人事件』まで読んでるのに。先日『クドリャフカの順番』を読んで、もうそろそろ読まないと…とカミさんの本棚に手を伸ばした次第。
ある日ポアロの元に届いた奇妙な殺人予告。その予告通りに、頭文字Aの街で頭文字Aの人物が殺され、次はB、Cと繋がって…という例のあれです。トリックや真相はさすがに古典なので基本パターンなのですが、決して古いだけでなく、シンプル故にスマートな印象を残す作り。ちょっと偶然多くないかというの疑問はさておき、犯人との対決を煽るサスペンスも効いて、あぁやっぱり読んどくべきだよクリスティ、と反省する男。
ポアロはベルギー人なので、ロンドンでの英会話の端々にフランス語が顔を出して、これがイタズラっぽくまたインチキっぽい外人の雰囲気を出しているのですが、これを日本に置き換えたら日本語の会話の端々に英語が、ということになって、「んー、時間がロングですねー」とか考えるとどうしても長嶋茂雄(≒プリティ)が浮かんでしまう罠。というかひょっとしてこれはポアロ読者にとってはベタなネタなのか。
アガサ・クリスティー 堀内 静子
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